× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ほいほい。最近の東京は雨ばっかりです。ここ10年間で一番暇なんだから頼むよー外で遊びてぇよーってなってます。昼間は相変わらず何に使うかわからない曲をいっぱい書いて、夜は雨が降らなければ公園でスケート、雨が降ってれば映画を観てるかダーツしに行ってます。 最近ケーブルテレビの視聴者が増えたのか、企業CMがときどき流れるようになってきました。このままどんどん増えちゃうのかな。音楽専門チャンネルから音楽が徐々に消えて行くように、バタくさいCMやバラエティが増えるなら俺はケーブルTVも観なくなるんだろうな。 こんな風に、なにか新しく面白いものが出来て、既存の当たり障りのない/深くは関わり合えないものに辟易していた人たちがそこにようやく辿り着いて、クリエーターはやっとのびのびと表現を初めていたのに、そこにサブカルチャーのステッカーだけを求めた人たちが群がり始めると、クリエーターの一部までもが一般論に屈し始めたり、新しいフィールドを求めて戦線を離脱する。 観ている側は「つまらなくなったなぁ」と思い、やっている側は「やりづらくなったなぁ」と思う。そうだよ、ほんとによくある話だけど、なかなか避けられない。音楽だって一緒だ。手作りで始めたこのホームページも、10年書いて来た日記も、いつからか僕だけのものではなくなった。嬉しいことでもあり、寂しいことでもある。 ふつふつと、ある思いがわき上がる。100人中80人が「ああ、いいね。」っていうものを作りたいとは思わない。10人が「一生忘れない」ものを作りたい。とても面白くあるために、余計な飾りは一つもない方がいい。"Hey, change is good, man!"矢野さんからぶっきらぼうに、雑誌の切り抜きにマジックで書かれた手紙が届きました。今は小指を小さく握り込もう。 いろいろ邪推しないでください。プロパガンダではなく、最近考えているのは、そんなことです。 PR |